黄色い花の正体は!?

勢力争い?

 

うちのガレージに隣接している隣の空き土地に、勢いよく元気に満開中の黄色い花。ミニヒマワリよりも華奢で、コスモスよりも大きいサイズの花は、優しい表情だけれど、平然とした態度です。

 

濃いグリーンに黄色が鏤められていて、ガレージをはさんだリビングからも、借景として、楽しませてもらっているのですが、この黄色い花、調べてみると、菊芋(キクイモ)のようです。
 
 
 

 

 

実は、ここには、この時期もうひとつ勢力ある植物も混在している、、はずなんです。

 

 

それは、葛(クズ)秋の七草のひとつ。

根っこは生薬として、葛湯や葛根湯としても利用されていて有名ですね。

 

わしゃわしゃと毛羽立ったつる性で、毎年うちのガレージのフェンスにぐるぐる巻きつく厄介者でもあります。見た目はちょっと不気味な感じだけれど(葛ちゃん ごめんね)、根っこはもちろん、紫色をした花も薬効成分があるそうで、今年花が咲いたら使ってみようかなと思っていました。それに、とても丈夫で太い蔓の部分は、乾燥させてクラフト素材としても使えます。(以前はリースにも使わせてもらったりもしてました)。そうなんです、とても役立つ植物です。

 

 

 
ところが。。。今年は、紫の葛の花より、この黄色い菊芋の花の勝ち〜!
あの逞しい葛のつるや葉さえ居場所がないようです。
花どころではありません。
 
 
 
(しかし、そう思いつつも、あとで気づいたのです。そう言えば、去年は葛の花、咲いていた?
?とてもよく咲いていたのは、何年前だったのかしら??って記憶に。この黄色い花も咲いてはいたけど、ここまでたくさんではなかった。以前は、ここの土地は、どこか遠方の個人の方の土地で、草刈りも全くされず放置状態でしたが、最近は、管理会社付きで、6月末と11月末の年2回必ず草刈りされているので、そのあたりから花が付かなくなってきたかもですね)
 
 

菊芋(キクイモ)

 

とても強い植物で、調べてみると、こちらも根っこにとてもよい成分があるそうです。

イヌリンという成分が含まれていて、健康にも美容にもよいとかで注目されているそうですね。 wikipediaより 料理のレシピもたくさんありました。こちら

 

注)ただ、野生のものなので実際この隣の土地の菊芋が食べられるかどうかはわかりませんよ。

 

環境省からは、要注意外来種として指定されているとか。

確かに、秋の七草も何処へやら。。。ですものね。

 

 

調べていてわかったのですが、よく似た植物で、キクイモモドキってのがあるらしいのですが、キクイモモドキは、葉が対生。菊芋は葉が互生とか。
どれどれ?、、と見ると、確かに茎に葉が交互についています。
 
こうやってたくさんの葉と花から、秋の陽射しをいっぱい浴びて、花も終わり枯れ果てたあと、11月〜12月頃には、土の中でごろごろと根っこが、ムフムフと育っているのだろうなあ。
 
(その頃に、ちょこっと掘ってみて確かめてみたい心境です。もちろん!管理会社にもちゃんと了解をもらったらの話です!)
 
 
 
人間にとってはうっとうしい「雑草」たちも、実は、土の中でとてつもない競争が起きている。そして地上に出てきたあとも、太陽をどれだけ支配できるかの競争。すべて、子孫繁栄つまり生命力!それが自然界の掟といえばそれまでですけどね。
そして、人間によってじわりじわりと変わっている自然環境を、彼らはじっと見ているのでしょうね。感じ取っているのです。
そうして、順応していくチカラをどんどん蓄えている。私達が知らない間に。ひそやかに。
 
 

勢力ある植物には、なにか魅力を感じます。気になるんです。

一見美しさはないのですが、オーラさえ感じます。

あなたは、どうしてそんなに、逞しく元気なの?何があなたをそうさせているの?

と、最近、とにかく気になるのです。彼らからのメッセージが私に何かをさせたがります。

 

自分でも不思議なんですが、でも

人間だって子育てしていて、我が子は強く逞しく育って欲しいという母心ってありますよね。

そんなところなのかなあ。笑

 

 

手をかけてやらないと枯れてしまう、かわいい庭の植物と触れ合っていくうちに、芽生えてきた気づき。植物を通して本当にたくさんのことを教えてもらっています。
私、最近、植物に近くなってきているのかしら。自分がどっち側にいるのかわからなくなってきてるかもですね〜。笑
 
 
 
 
 
いつも ありがとうございます。
 
 
 
aroma*R アロマアール
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